エネオス電気(解約済み)
2017/03に加入したエネオス電気ですが、2022/11から燃料調整費調整額の上限が撤廃され、上限がある東京電力より高くなることになってしまったので、残念ですが、解約することになりました。詳細は巻末。
我が家の電気を「エネオス電気」に変えました。 一日ごとや、30分ごとの電力使用量をエネオス電気のWEB上で確認できます。2018年一年分電力量を基に計算したところ、エネオス電気で\169,413、東京電力だと\185,548、差額は\16,142となりました。電力使用量は、一年で見ると、エアコンで暖房する冬の朝が一番多く、次が夏の昼間となっていました。
エネオス電気は、石油元売りのJXTGエネルギーが2016年4月から開始した電力小売り事業です。発電所がエネオスに変わるだけで、送電線やメーターは東京電力(パワーグリッド梶jのものをそのまま使います。替えた動機ですが「電気代が安くなる」以外に、エネオス電気の場合は、30分ごとの電力量データをタダで見せてくれるので、どの辺りで電気を多く使っていて、どうすれば省電力できるか分かるかも、というのも理由です。無理をして省電力するつもりは無く、家人がエアコンを点けるのを止めるつもりも無いのですが、無駄な電力消費を減らすのが目的です。2017/02/16に申し込み、その時点では円盤が回るアナログの電力量計だったので、 3月に入って直ぐにメーターの交換があり(エネオス電気に限らず電力会社が変わる場合、優先的にスマートメーターに交換されるらしい)、3/14にエネオス電気に切り替わりました。
電気料金ですが、東京電力もエネオス電気も、三段制になっています。
円盤が回る電力量計
検針人不要の(電波で送る)デジタル式の電力量計
TABLE1
東京電力従量電灯B エネオス電気Vプラン エネオス電気Aプラン 基本料金(50A) \1,404 \1,404 \1,404 一段料金(〜120kWh) \19.52/kWh \19.52/kWh \20.76/kWh 二段料金(120kWh〜300kWh) \26.00/kWh \24.09/kWh \23.26/kWh 三段料金(300kWh〜) \30.02/kWh \25.75/kWh \25.75/kWh
最近は、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金というkWhに応じた追加料金もかかりますが、これらも含めて、基本料金と一段目までは、エネオス電気のVプランと東京電力は全く同じです。
若干ややこしいのですが、当方が当時契約したのはAプランで(Vプランへ変更できるようですが)、東京電力より一段料金が高く、二段料金が安くなっているので、一か月120kWh辺りの電力量だと逆に高くなっていて、300kWh以上ではVプランと同じになります。エネオス電気は当初、電気をある程度以上使う家庭を顧客に考えていて、一人住まいなど電気をあまり使わない人には入って欲しくない的な価格設定だったのですが、2017/05からは、どんな電力量でも東京電力より必ず安くなるVプラン一本に統一されました。
我が家の場合、一か月に300kWhを切ることは無いので、基本料金〜二段目までは計算しておくことが出来て
あとは、300kWhを超えた分について、東電なら\30.02/kWh、エネオスなら\25.75/kWhの単価を掛けて、上記に加えるだけです。
東京電力従量電灯B エネオス電気Vプラン エネオス電気Aプラン 基本料金〜二段料金 \8,426.4 \8,082.6 \8082
東京電力の場合、毎月の検針日の単位(うちの場合毎月12日前後に検針の人が来ていた)でしか電力使用量が分かりませんが、エネオス電気では、毎日の電力量が(調べる気になれば、30分単位で)分かるので、月ごとの電力料金が計算出来ます。
2018年の月別の電力使用量と料金
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計 kWh 814.9 679.3 527.5 363.9 366.1 416.3 612.5 583.3 420.2 388.9 477.3 762.3 6412.5 東京電力 \23,884 \19,813 \15,256 \10,345 \10,441 \11,918 \17,808 \16,931 \12,035 \11,095 \13,749 \22,305 \185,548 エネオス電気※ \21,341 \17,849 \13,940 \9,727 \9,784 \11,077 \16,129 \15,377 \11,177 \10,371 \12,647 \19,986 \169,406 TABLE2 (※Aプラン、Vプランは月に+\0.6円高くなります)
2018年1/1〜12/31の我が家の総電力使用量は6412.5kWhでした。電気料金は東京電力:\185,548、エネオス電気:\169,406、差額は\16,142。月平均\1,345(8.7%)お得になった計算。上の計算には、東京電力とエネオス電気と差が無い、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていませんが、実際エネオス電気に支払った金額は、2017/12/10〜2018/12/09で\170,270(6355.7kWh)だったので、計算に大きな違いは無いようです。
話は若干それますが、ガス給湯器が壊れた時に(買ってから15年まで)無料で修理してくれるTESメンテナンス契約(\972/月)に加入したのですが、エネオス電気に変えることで、このメンテナンス代が出た、とにんまりしています。
2018年が終了したので、2017/03/03〜2017/12/31まで(Fig1)と、2018年一年間の日毎の我が家の電力消費量(Fig2)をグラフにしてみました。横軸が日付(一日単位)で、縦軸が電力量(kWh)です。
Fig1
1/1〜3/3まではアナログメーターだったのでデータは無し
Fig2
年によって天気や気温が違うので変動がありますが、冬と夏は主に暖房・冷房のためエアコンで電力消費が上がり、エアコンが要らない春と秋は下がります。2018年の夏はエアコンを付けないと屋内でも熱中症で倒れるような暑さだったので、電力消費も伸びています。
昨年(2018)、一番電力量が多かった(40.0kWh)12/16(日曜日)の30分ごとの電力量がこちら
Fig3
朝6時から暖房用に各部屋でエアコンを入れているのと、調理のため、電子レンジも使っているかもしれません。日曜日なので昼間もある程度家人がいて、エアコンを使っていて、夜にはさらに増えていました。特に 6:30〜7:00は、30分で2.1kWhだったので、力率=1だとしても、2100Wh÷100V÷0.5h=42A流れていました。我が家の契約電流は50Aで、できれば40Aに下げたいと思っていましたが(基本料金が\280.8下がる)、これを見るとちょっと無理のようです。
昨年(2018)、夏で一番電力量が多かった(29.7kWh)7/22(日曜日)の30分ごとの電力量がこちら
Fig4
暑い日で、日曜日なので家人も家にいて、エアコンを点けているようで、昼間の電力消費が多くなっています。
昨年(2018)、一番電力量が少なかった(9.4kWh) 5/05(土曜日)の30分ごとの電力量がこちら
Fig5
おばあちゃんはうちにいたと思うのですが、他の人は外出しているようです。深夜は 0.30kWhくらい、昼は0.40kWhくらいになっています(上のグラフは30分ごとのkWhなので、半分になっています)。待機電力(冷蔵庫x2、洗浄便座、TOTO湯ぽっと、常夜灯、モデムやWiFiルーター、ハードディスクレコーダー、テレビやエアコン・電灯などのリモコン待機、ドアホン、FAX電話、ガス警報器、電動歯ブラシの充電器、などなど、)としては若干多めな感じがしますが、300Wくらいなら良しとします。
我が家では1F台所の蛍光灯(20W型)は終日点けっぱなしになっているのですが、先日の台風による長期停電のせいか?インバータの具合が悪くなったのを機に、LED式(12W)に替えました。また、2F居間のダウンライトのミニクリプトン球(40W型x4)も先日LED(5Wx4)に替えました。妥当な価格の調光器対応品を見つけたのです。これで少しは電力が下がることを期待しています。
kWh単価
上のTABLE1を見ると、一段目は\19.52/kWh、二段目は\26.00/kWh(東京電力の例)なので、少しだけ使った時の(1kWhあたりの)単価が安いような気がしますが、あまり使わなくても基本料金がかかっているので、それも含めると微妙な曲線になります。近々では、再エネ賦課金=\2.9/kWh(まだまだ上がりそう)、燃料費調整額=\-0.66/kWh(これは減っている)も無視できないので、それも乗せて、10kWh刻みでkWh単価を計算してみました(下図)。再エネ賦課金がkWhで効いて来るので、東京電力の場合、300kWhからかなり上昇していますが、東京電力(従量電灯B)は再エネ賦課金が例え無くても、使えば使うほど単価がちょっとずつ上昇します。エネオス電気の場合は、たくさん使うと単価は少しずつですが下がります。
Fig7
我が家の場合、300kWh/月を切ることはありません。当方は、計算する時の目安として、1kWh=\25と考えていましたが、これを見ると、エネオス電気でも1kWh=\29、東京電力だと1kWh=\31と考えなければいけないようです。
エネオス電気には、2年間継続使用を約束する代わりに、割り引いてもらえる2年割という仕組みもあり、加入しています。1〜2年目は \0.20/kWhの割引、3年目以降は \0.30/kWhの割引だそうです(上の計算には入っていませんが、一年で6412.5kWhならx0.2で\1,282.5)。その代わりに、解約月以外に解約する場合、\1,080かかります。でも、電気なので、スマホのように頻繁に会社を変えることもないと思っています。
当方が加入したのは、180kWh/月より電力量が少ない場合は東京電力より高くなってしまうAプランですが、最近は例え電力量が少なくても高くなることはない、Vプランに一本化されています。
Fig6
Vプランと比べた場合のAプランのメリットですが、計算式の違いで、300kWhでAプランは\8082、Vプランは\8082.6と\0.6の違いがあり、300kWhを越えてもこの違いはそのまま残ります。でも逆に300kWhを切ると、Vプランの方が得になるので、(当面300kWhを切ることはないと思いますが、旅行とかで全員が家を空けたりすることも考え)、Vプランに切り替えました(19/01/14)。電話一本で切り替えてもらえました。
2022/10/27 解約
いつでも東京電力より安くなるお約束だったエネオス電気ですが、電源調達コストが企業努力の及ばない水準まで上昇したとのことで、2022/11/01より燃料費調整額の上限が撤廃されることになりました。石油元売り会社が電力を売るのだから、自前の発電所を持ってるものと思っていましたが、普通に日本卸電力取引所から調達していた模様です。東京電力の従量電灯Bプランには、燃料費調整額に上限があるので、月の電気代が逆転することになり、残念ですが解約と相成りました。東京電力への切り替えはWEBではできず、電話しましたが、今までの電力会社名、住所、氏名、連絡先電話番号、供給地点特定番号を伝えるだけで、あっさり切り替えることができました。「にねんとくとく割」(2年縛り)も契約しており、解約手数料(¥1,100)を取られますが、その分はQUOカードで返してくれる、とのこと。
ENEOSでんきから東京電力に乗り換えました(Youtube)
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