三鷹の国立天文台を見学してきました


 2025/06/15 (日)

 天文台の正門



 受付。2次元バーコードを読込み、スマホで「見学者受付票」に記入し、守衛さんに見せてVISITORのシールをもらい、服に貼りました。



 正門を入った奥が、中央棟。ここは見学コースに入っていません。


 第一赤道儀室

 三鷹の国立天文台で現存最古(1921年建設)の建物。中にあるのは口径20cmの屈折望遠鏡。



 太陽系ウォーク

 第一赤道儀室と天文台歴史館の間にある、太陽系の距離を140億分の1に縮めた惑星パネルの展示。



 太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)

 屋上の鏡で太陽光を導き、建物内部に垂直に立った望遠鏡で収束し、90°反射して半地下の大暗室に導き、スペクトルを観測する施設だそう。1930年建設。



 天文台歴史館

 中央にあるのは、カールツァイス社製の65cm屈折望遠鏡。床が上下出来るようになっていて、望遠鏡の向きによらず、見やすい姿勢で望遠鏡を覗ける仕組み。1926年建設。周囲には、国立天文台の歴史紹介パネルが展示されていました。



 展示室

 国立天文台が行っているプロジェクトの紹介、観測・研究成果などの展示。




 休憩室。切り絵が展示してありました



 子午儀資料館

 中央にあるレプソルド子午儀は1880年ドイツ製で、天文台が麻布にあった頃は、時刻の決定と経度測量に使われていたのだそう。



 ゴーチェ子午環

 1903年にフランスのゴーチェ社で製造され、1924年に三鷹に移設されてから本格運用された子午環。



 芝生の庭と、6mミリ波電波望遠鏡





 天文機器資料館

 自動光電子午環を収めていた建物



 内部

 今は、天文学の歴史的に重要な観測器械、測定器械、貴重な資料を収蔵・展示する資料館(倉庫)になっています。




 この日のルート

 ① 見学者用駐車場
 ② 正門・受付
 ③ 中央棟
 ④ 第一赤道儀室
 ⑤ 太陽系ウォーク
 ⑥ 太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)
 ⑦ 天文台歴史館
 ⑧ 展示室
 ⑨ 休憩室
 ⑩ 子午儀資料館
 ⑪ ゴーチェ子午環
 ⑫ 6mミリ波電波望遠鏡
 ⑬ 天文機器資料館




 三鷹の国立天文台を見学してきました。東八道路天文台北交差点近く、調布飛行場のすぐ東にあります。

 初期の天文台の主な仕事は、星を観測して経緯度の決定、歴の計算、時間の決定を行うことだったそうで、明治時代に国策として始まりましたが、現在も天文台の仕事の一部なのだそう。

 子午儀(しごぎ)、子午環(しごかん)がいくつもありました。どちらも子午線(真北~真上~真南)に沿って、南北のみに回転する観測装置で、子午儀は、天体が子午線を通過する時間を計測することで、天体の東西方向の位置(赤経)を計測するもの、子午環は、天体が子午線を通過する時刻だけでなく、地平線からの高さも精密に計測できる装置です。

 国立天文台のプロジェクトとしては、野辺山宇宙電波観測所(45m電波望遠鏡)、ハワイ観測所(すばる望遠鏡)、チリ観測所(アルマ電波望遠鏡)、などがあります。

 国立天文台の前身である東京天文台は麻布にあったのですが、周囲の都市化が進み、街の明かりが増え、空が明るくなったため三鷹に移転し、1924年に完了したのだそうで、三鷹の国立天文台は、広い敷地(26ヘクタール)に、その頃の三鷹の雰囲気をそのまま残していました。



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