プリウス(2009.11.07)

17年間乗ったルシーダに車検の時期が来たので、車を買い換えました。もっとスポーティな車を考えていたのですが、行き場所の1番がスーパー、2番が舞浜方面、という使い方なので、同じ乗るなら地球にやさしいエコ車が良い、という妻と子供の意見でプリウスにしました。いま一番人気で、4か月待ち(7/11注文→11/07納車)。これでも同じカローラ店で乗り換えたので、車検切れということで優先してもらったようです。
装備

運転席全景。ハンドルにもスイッチがたくさん。左側の丸の中はオーディオ関係、その下は音声認識モードを開始する時に押すトークスイッチ、その下は電話を切る/かけるスイッチ。右側の丸の中はトリップの切り替え、エネルギーモニターの切り替え、エアコンの外気/内気切り替えと、温度調節のスイッチ。

インパネ。左から、エネルギーモニター、シフトポジションインジケーター、瞬間燃費計(km/L)、速度計(km/h)、燃料計(Full−Empty)、一番右は走行可能を示す[READY]表示。

カーナビの左右にもボタンがいっぱい。左右のダイヤルはボリウムではなく、(いくらでも回る)ロータリーエンコーダーです。TVボタンはこのグレードの場合、オプションが装備されていません。
その下はオートエアコン。A/C(エアコン)の右のボタンは「花粉除去」。内気循環にしてフィルタを通した風を上半身に3分間送風するそうです。
その下は、左からパワーモード、エコモード、EVドライブモードスイッチ。一度押すとそのモードに入り、インパネに表示が点き、もう一度押すと解除されます。EVドライブモードは、モーターだけで走行するモードで、電池の条件が良い時に、55km/h以下で、数キロ程度走行可能。条件が悪い時は、ブザーが鳴って、エネルギーモニターに理由が表示され、EVモードには入りません。その右のPは、シフトをPに入れるボタン。
右上はメーター照度調整スイッチ。スモールが点いていて、周囲が暗い時に、押すたびにインパネとナビ画面の明るさが3段階に変わります。その下の3つの丸いボタンは時計調整スイッチ。

ハンドルの右側。ミラーの収納と方向調整の左側にあるスイッチは、ヘッドライトクリーナー。ウォッシャー液を噴射してヘッドライトを洗浄します。この車はヘッドライト(ロービーム)がLEDなので、熱くならず、ライトに付いた雪が融けないので、ウォッシャーが付いているのだそう。このボタンを使わなくても、スモールが点いている時に、フロントウィンドウのウォッシャーを出すと、ヘッドライトも一緒に洗浄されます。その下はETC。

ハンドルの左側。パワースイッチの下はIPAプレサポートスイッチ。車庫入れ、縦列駐車の時にハンドルを切るタイミングと後退開始位置に着いたことを、音により誘導してくれるそうです(自動で駐車するIPA(インテリジェントパーキングアシスト)は試してみましたが、本機能はまだ使ってみたことが無い)。その下は足踏みパーキングブレーキ。一度踏み込むとかかり、もう一度踏み込むと解除されます。

運転席と助手席の間はこんな感じ。シフトレバーのうしろはボトルホルダー。そのうしろはコンソールボックス。シフトレバーの下に、フロントコンソールトレイがあります。ルシーダは助手席側から降りるのが容易でしたが、この車は靴を脱いで跨いで降りています。

ボトルホルダーとコンソールボックスを開けたところ。この車はシガーライターが無い替わりに、コンソールボックスの中に12VのアクセサリーソケットとオーディオのAUX端子が付いています。コンソールボックスには中段トレイもあり、iPodのようなオーディオ機器を乗せて下さい、という構造。当方はタバコは吸わない代わりに、灰皿にゴミを詰め込んでいたのですが、この車は灰皿もありません。

天井。ルームライトスイッチ(OFF-DOOR-ON)の前にある3本のスリットは、携帯電話のハンズフリーとカーナビの音声認識に使うマイク。その前の穴は、夜間にシフトレバーを照らす白色LED。その前はオーバーヘッドコンソールボックス。サングラスなどの小物を一時的に収納すると便利です、とのこと。

リアシートはこんな感じ。ヘッドクリアランスには問題ありませんが「リアシートは寒い」と家人。燃費の良い車は寒いんだよ、と当方。

ラゲッジルームはこんな感じ。トノカバーは引っこんでいますが、するすると引き伸ばしてラゲッジルームを隠すことが出来ます。トノカバー自体を外してデッキアンダートレイ内に収納することもできます。リアシートはご覧のように、4:6で分割して倒せるので、長尺物を乗せることができます。

デッキボードを外すと、黒いデッキアンダートレイ。プラスチックで出来ているので、濡れたものをいれても大丈夫。

デッキアンダートレイを外すと、ジャッキとテンパータイヤ。奥に見える銀色は、ハイブリッド用ニッケル水素電池。200V、6.5AH。オレンジ色は「サービスプラグ」と呼び、「販売店にて車両の修理時などに、駆動用電池の高電圧を遮断するためのもの」だそうです。整備士にも新たな知識が必要になりそうな感じ。

上の写真の右側のカバーを外すと、補機バッテリー(12Vの鉛蓄電池)が出てきます。密閉型でプリウス専用。水素を吐き出すパイプが手前から室外に出て行っています。12Vバッテリーはここ(ラゲッジルーム)にありますが、このバッテリーを上げてしまった時のために、エンジンルームに端子があって、ブースターケーブルで救援してもらえるようになっています。ハイブリッド用バッテリーに残量があっても、この補機バッテリーを上げてしまうと、コンピュータが動かなくなるので始動できなくなりますが、この補機バッテリーではセルモータは回さないので、今までの車よりは軽負荷になっています。

運転席から後ろを見るとこんな感じ。真中に横バーが入ります。丸見えだったルシーダに比べると見えにくいですが、それほど不自由はありません。

ドアハンドル。電子キーをポケットに入れて、ハンドルの内側に触れると解錠でき(非常点滅灯が2回点滅しピッピッと鳴ります)、ハンドルのくぼみ(2本線のところ)に触れると施錠できます(1回ピッ)。濡れていると、くぼみに触れても施錠できない時があり、その時はくぼみ部分の上下に触れると施錠できます。このグレードの場合は、運転席のドアハンドルだけにセンサー(とアンテナ)が付いていますが、電子キーのスイッチでも施錠・解錠できるのでそれほど不自由は感じません。

電子キー。2つ付いてきます。車側と電波で電子的に認証するので、運転者は電子キーをポケットに入れているだけでOK。中にCR1632というボタン電池が入っていて、公称2年、実際は3年程度で電池が切れるようです。電池が切れた場合は、普段は中に隠れているこのメカニカルキーを使ってドアを開けて、この電子キーのトヨタエンブレムをパワースイッチに押し当てるとブザーが鳴るので、パワースイッチを押せば応急処置としてパワーが入るとのこと。エンブレムの内側にRFID(Suicaみたいな仕組み)が入っているようです。やったことはありませんが、電池が切れた時のために覚えておくことにします。

給油口。ルシーダはセルフで給油したあと、キャップを置き忘れる危険がありましたが、この車の場合、キャップはボディにつながれており、フューエルリッドの裏に、ハンガー(給油中キャップを引っかけておくところ)があります。
インプレッション
運転席のドアを開けると、エンジンルームからかすかに、ブレーキポンプが働くジーッ音が数秒聞こえます。運転席に座り、ブレーキを踏みながらハンドルの左側にあるパワースイッチを押すと、約1秒でインパネにREADYの表示が点きます。READYが点いてもすぐにはエンジンはかかりませんが、既に発進可能。ブレーキを踏みながら、シフトをDの位置に動かし、左足でパーキングブレーキを踏んで外し、右足でアクセルを踏めば、かすかなキーン音とともに、車は発進します。
READYが点いてから直ぐに走り出さないと、エンジンが温まっていない場合は10秒ちょっとで、暖気のため勝手にエンジンがかかります。暖気は、外気温にもよりますが数分で終わり、エンジンは止まります。エンジンがかかっている時に発進すれば、もちろんエンジンがかかったまま発進します。当たり前と言えばそれまでですが、柔軟なシステムです。
車を発進させたあと、加速中のいずれかの時点でエンジンがかかり、エンジンの力も使って加速します。エンジンがかかった時のショックがほとんど無いのがすごい。VVTi(可変バルブタイミング)も一役買っているのだそうですが、大変な技術です。エンジンのかかりが悪いとか、プラグがかぶったとかあり得ません。アクセルをそーっと踏み込めば、40km/h辺りまで(エンジンをかけずに)モーターだけで引っ張ることができますが、発進はかなり緩慢になります。当方は、FUN
TO DRIVE派なので(^^; いつもアクセルをえいっと踏んでしまうので、一瞬の間ののち、エンジンがかかって加速します。
エンジンがかかってからの加速は十分で、当方には不満はありません。インパネの速度表示の左側に燃費計があり、アクセルを踏み込むと燃費計がほとんど0km/L近くまで下がっていますが、見ないことにしています(^^;

燃費計。写真は停止時なので振れていません。
モーターだけで走行中は40km/Lに振り切れており、
エンジンで走行中は、アクセルを踏むほど下がります。
走行中にアクセルから足を離すと、(暖気中の場合を除き)エンジンは止まります。街乗りの40km/hでも、高速で100km/h出ていても、アクセルから足を離せばエンジンはすぐに止まります。その時、エネルギーモニターには充電している表示が出ますが、減速感はほとんどありません。シフトを手前に引いてB(エンジンブレーキ)に入れれば、それなりに減速しますが、それでもオートマの2速より減速感は少ない感じ。
ちなみに、走行中にエンジンが止まった時もショックはほとんど感じません。
アクセルから足を離して走行している状態から、アクセルを踏み込めば、極低速の場合を除き、エンジンを再点火して加速します。その中間加速には若干のラグがあり、人によっては気にならないかもしれませんが、当方的には、例えば首都高速の短い加速車線で加速しながら合流して即右車線に移ろう(移れる)と思ったのに、加速が遅れて右うしろの車に(クラクションを)鳴らされる、みたいな時があります。エンジンをかけるのに何か手順や条件が必要なのでしょうけど、いつも一定の時間が必要な訳でも無いようですし、ちょっと理解できないところはあります。
高速道路での中間加速自体は、モーターも手伝い、そこそこ楽しい加速を示します。宣伝では、2.4リッター並みの加速だそうですが、アクセルベタ踏みになってしまうことも結構あり、当方はパワーモードを常用しています。パワーモードは、アクセル開度に対するパワーの出し方を急峻にするのだそうで、特に発進時にはちょっとアクセルを踏むだけで気持ち良くスタートできます。

左図のようなイメージで書かれていますが、当方の感触的には、下図のような感じ。

パワーモードでは、ペタ踏み時のパワーも増したような感じがしています。「2.4リッター並みの加速」だそうですが、タイムラグもあるので、昔のターボチャージャーみたい。
一度電源を切るとパワーモードが解除されるのが難点。燃費を上げさせよう、というプリウスの思想を感じます。加速中のエンジン音はいただけない。バランスの取れていないエンジンのような、きたないブーン音が聞こえます。
高速道路をクルージング中は100km/h+α出しても安定しています。長時間のクルーズはモーター(バッテリー)には頼れないので、エンジンパワーだけが頼りですが、アウトバーンはともかく、日本国内をクルーズする分には十分余裕があるように思います。高速道路を走っている時も、風切り音がほとんど無く、タイヤのロードノイズだけで割り合い静か。アンテナも風切り音を防ぐためにスパイラル模様が付けてあり、気を使っている様子。高速道路の継ぎ目を踏んだ時の様子はそれなり。そんなに突き上げられないけど、そんなにマイルドでも無い。プリウスにクラウンを求めても仕方がないけれど…。

リア側から見たアンテナ
ブレーキは「女性でも十分止められるような、最近のトヨタ車共通の味付け」とセールスさんは言っていましたが、軽い力で良く効くので、いままでのルシーダのように踏むと、急ブレーキになってしまいます。力は不要で、ちょっとの踏力の違いでブレーキを調整できるので、デリケートに踏み分ける必要があります。当方は慣れるのに若干時間がかかりましたが、いまでは前の車同様、ほぼ思ったように自由に加減速可能です。減速中は、エンジンルームから小さく「ヒューン↓(語尾下げる)」という回生音が聞こえ、運動エネルギーを回収していることが実感できます。ただ、回生ブレーキの特性か?同じ力で踏み続けているのに、段々と効きが強くなる(噛みつく)感じがちょっとあります。
さらに10km/hまで減速すると、回生ブレーキから油圧ブレーキに(この30型プリウスは4輪ともディスクブレーキ)切り替わり、ちょっとだけブレーキがゆるむ感じがあります。

プリウスのブレーキを図示してみました。上が普通の車、下がプリウスです。横軸がブレーキのストローク(踏み込む深さ)、あるいは踏む力を、縦軸はブレーキの効き(0-100%)を示しています。
プリウスは、ブレーキランプが点いたくらいの高い位置ですぐにブレーキが効き始め、普通の車より半分ぐらいのストロークでフルブレーキングになる感じ。ブレーキを急激に踏むとパニックブレーキと判断してブレーキ力をアップさせる機能もあるので、それが効くのかもしれませんが、前もってそうっと踏み込むとスムーズです。ブレーキをそうっと踏むというのは、車への信頼(経験と慣れ)が必要で、逆にプリウスに慣れると、他の車に乗った時に、ブレーキの踏み込みが足りなくなったりします。
シフトは完全に電子式(ただのスイッチ)で、手を離せばバネでいつでも定位置に戻ります。ブレーキを踏みながら右→手前に動かせばD(ドライブ)に、同様に右→奥に動かせばR(バック)に入ります。Rに入れるのに「横のボタンを押す」みたいな保護機能はありません。走っている時に間違ってRに入れても壊れたり、急にバックしたりすることはない(^^;ようですが、Rに入れる時にはDの時よりもう一段手順がほしい気がします。Dレンジに入っている時にシフトレバーをそのまま手前に引けばB(エンジンブレーキ)レンジに入り軽く減速しますが、アクセルを踏めば加速させることもできます。PからBモードに直接入れることは出来なくて(ピピッと警告音が鳴る)、Dモードからしか入りません。右に押しつけて1〜2秒保持すればN(ニュートラル)に入りますが、Nは普通使いません。取り説には「充電できなくなるのでNにしないでくれ」と書いてあり、短距離を牽引してもらう時に使うためのものらしい。P(パーキング)は別ボタンになっていて、車を完全に止めてからPボタンを押します。
暖房をONしていると、赤信号で止まっても暖気が済むまでエンジンが止まりません。当方は燃費はあまり気にしませんが、プリウスのエンジンが赤信号で止まらないのは許せない感じ。寒いけれど、エンジンが温まるまで暖房は我慢しています。(^^;
燃費は18km/Lくらいかな?45Lタンクなので、無給油走行距離=18×45=810km。東名高速の東京インター(用賀)からスタートして、名神高速の吹田インター(計514.7km)を越えて、中国自動車道をさらに300km近く、広島県に入るくらいまで走れる距離。すごい。
前のルシーダは、燃費が6.6km/Lくらいだったので、60Lのタンクを満タンにして走れる距離は400km。急な遠出に備えて(例えば成田空港を往復すると200km)、燃料計が半分を切ったらガス入れしていました。プリウスは燃料の減りが少ないので、ガソリンスタンドから足が遠ざかり、気が付くと燃料計(全10セグメント)の表示が2〜3セグメントになっていて、あわててガス入れしています。
構造(THS-U)

パワーの源はエンジンですが、従来の車とは構成部品がかなり異なっています。走行中にエンジンが止まることがあるので、ブレーキの倍力は電動ポンプ、ハンドルも電動パワステ、冷却水も電動ポンプ、エアコンも電動になっておりファンベルトが無くなっています。

MG(モータ・発電機兼用)が2つと、それらに挟まれたプラネタリギアが2つ、というシンプルなシステム。
THSUのメカの要は動力分割用プラネタリギア。変速機(トランスミッション)も兼ねています。サンギアにはMG1、ピニオンギアにはエンジン、リングギアにはMG2とタイヤがつながっています。
PCU(パワーコントロールユニット)は、電圧を上げたり下げたり、パワーの供給元、供給先、供給量を可変することで、各走行モードに応じてパワーを制御します。
THSUの各走行モードにおけるMG1、MG2、エンジンの動作は以下のようになっているようです。

[さらに詳しいTHS2の仕組み]
すごいシステムです。電圧もすごい。初代プリウスのモータへの供給電圧は288Vでしたが、20型で500V、そして30型ではとうとう650Vになってしまいました。銀座線や丸の内線(600V)より高い。弱電屋の当方は聞いただけでしびれる高電圧。しかも650Vでは、高地に登って気圧が下がるとモーターの絶縁が耐えられなくなるので、気圧が低くなると電圧を500Vまで下げる仕組みまで入っているのだそうです。
バッテリー残量を見ていると、一度満タン近くまで充電しますが、続けて乗っていると、特に登り道が多くなくても減っている場合があり、充電したり放電させたりするアルゴリズムがあるようです。ニッケル水素電池はメモリー効果があるので、時々放電させているのかもしれません。峠越えで下りが続く時に、シフトをB(エンジンブレーキ)に入れていると、バッテリーが満充電表示になって、それまで静かだったエンジンの回転数が上がるようになります。ハイブリッドシステムのカギの一つがバッテリーで、満充電になればブレーキのエネルギーを回収できないし、完全に放電させたらエンジンがかけられないし、ニッケル水素電池は自己放電も多目なので、あんまり長時間乗らないと放電してしまうし…。(取り説にも「すくなくとも2〜3ヵ月に1度、30分間は乗って下さい」という記述があります)。2次電池の寿命は一般的に5年も持てば御の字だと思うので、電池が一番の弱点だと睨んでいます。プリウスは、今までのバッテリーの他にハイブリッド電池も積んでいるので、上がる(上げる)心配の種が今までの2倍!駐車中も定期的に電子キーを探す電波を出しており、少しずつバッテリーを消耗します。あまり乗らない人にはお勧めできません。
エアバッグコンピュータに搭載しているイベントデータレコーダーが、衝突のやそれに近い状態の時に、以下のデータを記録しているのだそうです。(当方が後付けしたドライブレコーダー(カメラ)のことではありません。イベント(Gの急変)時のデータを記録する仕組みで、車に必ず付いて来るものです)
- エンジンの回転数
- 車速
- ブレーキとアクセルの操作状況
- シフトポジション
- 助手席乗員の有無
- 運転者と助手席乗員のシートベルト装着の有無
- 運転席のシート位置
- エアバッグの作動に関する情報
- エアバッグシステムの故障診断情報
シートの位置まで電子化されているとは知りませんでした。エアバッグが故障で展開して事故になった、というような訴訟もあるので、客観的なデータを残すという意味もあるようです。
カーナビ
メーカーオプションのカーナビはこのグレードの場合
(1) HDDナビゲーションシステム
(2) タッチトレーサーディスプレイ
(3) インテリジェントパーキングアシスト
3つセットで\308,700._
メーカーでプリウスの性格に合わせて機能的、デザイン的に統合設計されており、実用性はともかく、試してみたいインテリジェントパーキングアシストやタッチトレーサーディスプレイ、バックモニターなどがセットになっており、これしか選択の余地がありませんでした。(担当のセールスさんは、以前、車を買い替えてくれるなら、ストラーダ(ルシーダに付けていたカーナビ)を新しい車に付け替えてくれる、って言っていたけど、プリウスにオンダッシュのカーナビが付くのかな?
ちなみにストラーダは外して弟の車にただでお下がり)
(1)HDDナビゲーションシステム
<ナビ> 7型ワイドEGAディスプレイ(タッチ式)、FM多重VICS、G-BOOK mX対応
<オーディオ> DVD、CD、MD、AM/FM、サウンドライブラリー、6スピーカー
<その他> BlueTooth対応ハンズフリー機能、マイク、音声認識
40GB(?)のHDDを内蔵したハードディスクカーナビです。カーオーディオと携帯電話のハンズフリー機能、携帯電話を利用してセンターに問い合わせるルート探索の機能も統合されています。更に、ハードディスクだけでなく、光学ドライブ(DVD、CD)も搭載されており、パソコンにダウンロードした最新地図をDVD-Rに焼いて本機に読み込ませることで地図を更新したり、(iPodの様に)挿入した音楽CDを圧縮してハードディスクに録音できます。DVDも再生可能(メーカー純正なので走行中はもちろん音声だけになります。当方は車でテレビやビデオは見ません)。
カーナビとしては、画面の見やすさ、込み入った道を誘導する時の分かりやすさなどで、ストラーダより若干見劣りしますが、一応及第点だと思います。カーナビの案内音声が出る時にラジオの音量が下がるのはちょっと便利、統合化されたメリットです。
G-BOOKは、好評と聞いているホンダの「インターナビ」のトヨタ版。センターに問い合わせ、渋滞を回避したルートを案内してくれます。センターに問い合わせるために、トヨタ純正のオプション「G-BOOK
mx Pro専用DCM」\54,600か、BlueTooth付きの携帯電話が必要で、当方は携帯電話を買い替えました。「BlueTooth付きの気に入った携帯」というと結構限定され、結局P-09Aにしました。G-BOOKによる渋滞回避の効果については、まだ良く分かりません。目的地を設定して走行していると、状況が変わったとかで、時々違うルートに変わる時があるのですが、G-BOOK効果が出ているのか?それともFM多重VICSの情報なのか?詳細がまだはっきり把握できていません。
[ナビと携帯電話の設定方法]
(2)タッチトレーサーディスプレイ
ステアリングにタッチセンサーを設定。いま、どのスイッチを操作しているのかを、センターメーターに自動表示します。運転中、手元のスイッチを見るよりも視線移動が少ないので、快適性・安全性に貢献します。(カタログより)

ハンドルのスイッチに触ると、左の写真のようにインパネに表示が出て来て、触ったスイッチがオレンジ色に光ります。触ると光るので良ければ押し込む、みたいな使い方を想定していますが、実際は触るだけでは点かず、若干押す必要があります。最初は目新しくて面白いですが、実用性は疑問符。ここにしか無いスイッチはTRIPとDISPですが、DISP(エネルギーモニターのモード切り替え)は、当方はあまり使わず(DISPを押すと5分燃費とか1分燃費とか表示できるのですが、鬱陶しい)、TRIPは押すたびに、ODO→TRIP_A→TRIP_B→航続可能距離→非表示の順に切り替わりますが、運転中に頻繁に切り替える必要はありません。
インテリジェントパーキングアシスト
人によっては苦手な車庫入れや縦列駐車を手伝ってくれるという機能です。

駐車したいスペースの先で斜めに止めて、ハンドルを真っ直ぐにします。 シフトをバックに入れると、うしろのナンバープレートのところに付いたカメラの画像がナビ画面に写り、「車庫入れ」と「縦列駐車」のボタンが出て来ます。
例えば「車庫入れ」のボタンを押すと、写った画像からマイコンが駐車場の白線を認識して、
駐車したいスペースを「ここですよね?」という形でナビ画面に緑の枠で表示してくれます。
でもちょっとずれていることも多いので画面に出てきた矢印表示を押して、駐車枠を動かして、ナビ画面に写っている「実際に駐車させたいスペース」に合わせます。そして「OK」ボタンを押すとアシスト開始。

踏んでいたブレーキを緩めます。車は後退し、あるところでカーナビが「ハンドルが左へ回ります」と言って、ハンドルが自動的にするすると左回転。更に後退させると「ハンドルが右に回ります」と言って戻ります。
更に後退させると「目標位置に到達しました」と言ってアシスト終了。運転者はブレーキのゆるめ方でスピードを調整し、人や他の車にぶつからないか、監視するだけです。
時間に余裕がある時は やってみると楽しい機能です。 駐車が苦手な人がこれで駐車上手になるのかどうか?は分かりませんが…。
肝心なのは、最初に車を斜めに止める位置と駐車枠の設定。当方はまだ習得できておらず
(極める気も無いのですが)、思ったのと違う方向に向かって行ってしまい、
「おいおい」と無理やりハンドルを取ってしまうことも…。
(ハンドルを取るとちょっと抵抗しますがキャンセルされます)
30型プリウスでは、このパーキングアシストが更に進化しており、最初に斜めに止める位置を指示してくれる「プレサポート」という機能が追加されました。
使い方ですが、(当方はこの機能は使ったことが無いのでマニュアルの受け売りですが)
駐車場で車が並んでいるところで、プレサポートスイッチを押します。 そして、並んでいる車の前を15km/h以下のスピードでゆっくり走行すると、フロントバンパー両脇に付いているセンサーが、並んでいる車の切れ目を
検知して(上の図の楕円)、ここでハンドルを右に半〜1回転させろ、とかここで止まってハンドルを真っ直ぐにしろ、とかをポン♪、ポンポン♪という音と画面で指示してくれるらしいのです。検出が苦手な場合もあり、使い方も複雑。
何よりあまり必要としていないので、この機能は今のところ、使ったことがありません。

左側のセンサー。右側にもあります。
良かったこと
・未来的な車
トヨタさんにとって、プリウスは新しいことを試せる車。新し物好きの当方にぴったり。ハイブリッドも目新しいですが、他にも目新しい仕組みがいっぱい。例えば、久しぶりのオートエアコン(^^;。外の温度も表示されます。(燃費を上げるために、内気循環が基本の様ですが、換気は大丈夫なのでしょうか?)。ライトも自動に設定しておけば、暗くなると自動でスモールやヘッドライトが点きます。

ダッシュボード左前にある明るさを検知するセンサー
バックに入れると後方の画像がカーナビ画面に映るし、ハンドルにふれずに車庫入れできます。携帯電話もBlueToothでハンズフリー、相手の番号がモニターに出るし、携帯経由でセンターに問い合わせて、空いている道をルート案内してくれます。音楽CDを挿入して、カーナビ用のハードディスクに録音する機能もあります。録音されていればHDDボタンを押すことで録音した曲を呼び出せます。しかも、アルバム名や曲名まで表示してくれます。電波を使ったスマートエントリーシステムも面白い。車外と車内にアンテナがあり、電子キーが車内にある時は施錠されない「キー閉じ込み防止機能」もあるそうです。また、細かいことですが、運転席以外のパワーウィンドウも全てAUTO対応(スイッチを大きく動かせば手を離しても全開/全閉する)になっていました。最近はどの車でもこうなのでしょうか?
・安い
インサイトとの対抗上、値段が抑えられています。これだけ機能満載で安い!お買い得。燃費も良い。着々増えてきているのも当然の感じがします。当方はデザイン的には先代(NHW20型)の方が好きですが、色々な意味で30型は良くなっているそうです。
気になること
・インパネ(メーター)やスイッチがごちゃごちゃしている
これで売れている部分もあると思うので、仕方が無いとは思いますが、一時の「はやり」だと思います。ハンドルのスイッチも整理されていない。左手のオーディオはともかく、右手のトリップの切り替え、エネルギーモニタの切り替え、エアコンの内気/外気切り替えや温度設定なんてここに一緒にしなくても…、という感じ。いかにも日本車らしい。スイッチやメーターは、あるべきところにあるべき順にあって、必要な時に必要なものだけが表示され、あとは隠れているのが当方の好み。
・スピードメーターの誤差が大きい。
プラスの誤差が大きく、しかもデジタル表示なので、どの程度のスピードなのか?ざっくり把握するのが難しい感じ。はやりのセンターメーターに大きなデジタル表示で「助手席や後部座席からスピードメーターの視認性が良い」のもいまいち!?家人からスピードの出し過ぎを指摘されます。(^^;
・シフトレバー
未来的なのかもしれませんが、節度感の無い頼りないシフトレバー。どこに入っているのか?インパネを見ないと分かりません。さわるだけで分かる方が好きなのですが、そうすると高くなりそうだし…。
・チープな内装
ハンドルはウレタン、内装はエコプラスチックを多用しており、若干チープな感じ。リアドアも軽くて、力を入れて閉めると(想像より軽いので、知らないと力を入れすぎてしまう)、遮音材の入っていないペナペナな感じの音がします。おそらく原価が先に決まっていて、装備にお金がかかる分、内装にしわ寄せが行っているのだと思います。でも高くなるくらいなら、これで十分です。
・窓がよごれる
空力のためフロントウィンドウは極端に寝ています。一週間置いておくとかなり土ぼこりが乗ります。リアウィンドウも同様です。
・タイヤの空気圧が分かったら完璧。
ここまで何でもかんでも搭載されているプリウスに足りない(ありそうで無いもの)ものはこれくらい?
おわりに
これだけブランニューのシステムを、お手本無しに商品化したトヨタさんに拍手。今までは車の整備はメーカーによらず似たり寄ったりでしたが、これからはメーカー間で互換性の無いシステムが増えてきて、メーカーごとに整備士の認定が必要になりそうな気がしました。
ルシーダは17年間乗って、バッテリーを2回、タイヤを一回交換しました。プリウスは生もの(化学反応)のニッケル水素電池をたくさん積んでいます(交換すると何十万円とかかるらしい)。ハイブリッド電池のメーカー保証は5年もしくは10万キロですが、おそらく5〜7年くらいが精々で10年は持たないように思われます。それまで楽しもうと思っています。
DATA:
プリウス Sツーリングセレクション
・ETC
・HDDナビCDMD、AM/FM、6SP、タッチトレーサー、インテリジェントパーキングアシスト
・フロアマットセット デラックス
・ETCセットアップ
・フェンダーランプ、デザインタイプ
支払総額(10月登録):¥2,880,119._
※端数の119円も引いてくれなかったのに、納車を待っている間にセールスさんが「新型プリウスのすべて」という\480の本を持ってきてくれた。既に持っていたのに…(^^;。
追加1.ドライブレコーダー
エコカー減税で補助金もおりるということで気が大きくなって、前から興味のあったドライブレコーダーを付けてしまいました。衝撃や加速度を検知し、その前12秒〜後8秒の計20秒間、自動記録してくれます。

広角、高画質(?)のカメラ。ルームミラーの裏、ワイパーで拭かれるところに付いています。

ドライブレコーダー本体。上側のグローブボックス内に付けてもらいました。

拡大したところ。手前がSDカード(Class6)の挿入口(1GBが付属)。上側のボタンは左が切換スイッチ(−ボタン)、右が記録スイッチ(+ボタン)。記録スイッチをちょんと押すと静止画を1枚記録、1秒押しすると20秒記録(自動記録と同じ)、3秒押し続けると連続記録になるのだそう。(手動記録はやってみたことが無い)。
※音声も同時に記録されていますが、マイクはこの本体に付いており、グローブボックスを閉めているので、こもった音声になっています。

撮影された動画像のキャプチャー例。今までで一番Gが大きかった時のもの。首都高速環状線外回り5号線合流の右車線を走っていて、合流車線をわき見していたら先がいきなり渋滞していて急ブレーキ、ABSが効きました。記録は約1.13G。今、画像を見直してもちょっとドキドキする感じ。
(←クリックすると拡大します)
進行方向に0.45G、横方向に0.1G以上の力(初期設定値)を受けると、そのイベントの前12秒〜後8秒間の画像をSDカードに記録します。10個までイベントが記録可能で、それ以上は古いイベントから消されて上書きされるので、10件たまる前にパソコンにコピーする必要があります。プリウス納車時(2009.11.07)から付けていますが、2010.02.13までの記録は27回(8回/月ぐらいのペース)。体感的には、通常の加減速では0.45Gは越えず、想定外の状況が起きて急ブレーキをかけた時に越えるようで、いい線に設定されていると思います。
このドライブレコーダーは富士通テンのDREC-3000相当品のようです。「解像度が悪く近くの車のナンバーすら読めない」、「音声がうまく録音できない」、「手動記録しにくい」などWEBでの評判は芳しくないですが、現状はこれがベストと呼べるような決定的な機種も無いようです。当方的には、雰囲気が分かれば良いです。
反省材料には良い映像です。事故が記録されないことを祈りますが、せっかく付けたのだから、もし事故に遭ったら撮れているといいな。
DATA: ドライブレコーダー(トヨタ純正型番 DRT−H59)
\60,000(取り付け込み)
追加2.リコール
2010.02.12
新聞でも騒ぎになったリコールがあり、何度も留守電にメッセージが入っていたので、販売店に車を持って行って、ABSのファームウェアを書き換えてもらいました。
リコールの症状ですが、ABSが働くと回生ブレーキをあきらめて油圧ブレーキに切り替わるのですが、その際に短時間(1秒弱)ブレーキがゆるむ空走感がある、という現象で、プリウスマニアのページでは去年から話題になっていました。経験したことはありませんが、なったら嫌だな、と気になっていました。
作業内容:ABSシステム ソフト書き換えリコール(プリウス)
作業は30分程度、買い物に行っている間に終了。作業前と作業後で、ブレーキの感触に特に変化は感じませんでした。でもちょっと安心。
追加3.補助金
2010.02.19
補助金交付のハガキが届きました。ハガキの発送日から約2週間程度で振り込まれるそうです。
補助金確定額 : 250,000円
補助金を受けた新車は新車登録日から1年間は保有義務があるそうで、環境対応車普及促進対策費補助事業者管理規程というのだそうですが、関係する条項がハガキに抜粋して書かれており、登録日から1年間は、譲り渡したり、交換したり、貸付してはいけませんよ、と書かれていました。
追加4.プリウス1年
2010.11.05
プリウスが納車されて1年
モータースポーツに適さない車なのは承知で購入しましたが、ノーマルモードでは、東京の幹線道路で普通に流れに乗って走るのに(特に発進時)アクセルをかなり踏み込まなければならない味付けになっています。パワーモードに入れれば普通に発進できますが、その代わり発進とほぼ同時にエンジンがかかります。アクセルワークに対して機敏さに欠ける理由を考えたのですが、モーターだけで走行するなら簡単なのでしょうが、エンジンがかかった状態では、燃費を上げるため、いつでもエンジンに最大負荷をかけた状態を維持したいので、(例えるなら、マニュアル車で、上り坂、シフトダウンせずに、エンジンが止まりそうなギリギリの状態を維持するような…)、マイコンが、発電機を制御することによってエンジンにかける負荷量と、スロットル(この車のスロットルは、アクセルペダルとはつながっておらず、マイコンがアクチュエータで制御している)を、そうっと制御しているため、と理解しました。急に負荷を増やせばエンストしてしまいますから…。ちょっと話は逸れますが、普通のオートマチックだと、5速から加速しようとアクセルを踏み込んでも、あまり加速せず、更に踏み込むと、4速にシフトダウンして急にスピードが増す、ということがあると思うのですが、プリウスの場合、アクセルの踏み込み量はそのままパワーに換算されるらしく、(電気的CVTというのでしょうか!?)上記、普通のオートマチックのような非線形な感じがなく、アクセルを踏み込めば(急激な変化に対しては追従は緩慢ですが)リニアな感じでパワーが増します。
走行中にアクセルを踏み込んだ時の中間加速も、(例えパワーモードでも)機敏さに欠けており、もっと踏み込んでやっとしぶしぶ加速するような味付け。できの悪いターボのようなタイムラグもあるので、気を付けていないと流れに乗り遅れて割り込まれることになります。急激に負荷を増やさない、という意味では、アクセルを戻しすぎず、できるだけキープするようにした方がベターかもしれません。それに、プリウスは前に乗っていたルシーダに比べて「割り込みされやすい」感じもしています。プリウスは一般的に遅い(ノロノロ走っている)印象があるためでしょうか?
でも世界中の量産車の中で、一番先進的な車なのは確かで、その点は今も気に入っています。できるなら、市街地や高速でストレスなく流れに乗れて、トヨタさんの言うFUN
TO DRIVEが楽しめて(今のプリウスは出来れば加速したくない・スピード出したくない様な低血圧な味付け)、実用燃費が同クラスの車より明らかに優れていると良いのですが…。
1年乗った印象
- エアコンは良く効く。電動コンプレッサなので当然ですが、普通の車はアイドリングだと良く効かないので、プリウスだけの特権です。炎天下に駐車しておくと、車内はものすごい高温になっていますが、プリウスはフルパワーで冷房するので、直ぐに涼しくなります。逆に、暖房の効きは悪い。温まるのにかなり時間がかかり、それまでは、信号待ちでもエンジンが止まりません。前のルシーダのエンジンは、バランスが取ってある(振動モードの節を保持している!?)らしく、信号待ちでアイドリングしている時に振動がほとんど無く静かだったのですが、プリウスは信号待ちでエンジンがかかっていると、アイドリングの回転数が割合高いこともあって、振動が大きく、今までよりも逆に気になるのです。
- スピードメーターはやっぱりアナログの方がよかった。時計はデジタルでも全然OKなのですが、スピードは今の正確な値が知りたいというより、「ここは50km/h制限だからこの程度で抑えよう」という目安的なものなので、コストダウンのためにデジタル表示になるなら、バー表示の方がずーっと使いやすいのに(数値表示も無いと保安基準を通らないでしょうけど)、と思うのは当方だけ?それに、センターメーターはドライバーが見やすいというより、左ハンドルも共通にできるメーカー側のメリット?プリウスのスピードメーターはセンターメータなので家人からも丸見え。「この車はスピード計が多めに出るんだよ」と言い訳しています(実際、30km/hで走行中も、100km/hで走行中も、7kmくらい多めに表示される)。
- 走行中に一番(唯一?)気を付けなければいけないのは「ガス欠」ですが、プリウスには燃料の赤い警告灯はありません。警告灯は、メーターとは別系統で点灯するので、二重化されていて安心だったのですが、コストダウンのために削除されてしまったようです。ガソリンがエンプティに近くなるとどうなるか?やってみたのですが、10段階の燃料計とは別に、ODOやTRIP表示のところに、切り替えで「今の残燃料であと何キロ走れるか?」が表示できるようになっており、

(あと758km走行可能)
残り35キロくらいで、ピーッっと一回鳴って、既に1つになっていた燃料計の最後のセグメントが点滅を始めます。

(これは作図で作ったイメージ)
当方は、あと30キロくらいの表示で、ガススタに着いてガソリンを入れました。あと30キロだから、燃費から考えて残りの燃料は、2〜3リッター?ということは、45リッタータンクだから、ガソリンは42〜43リッター入るかな?と計算しましたが、実際は35リッターしか入りませんでした。まだ10リッター残っていたようで、かなり余裕を見ているようです。最後の数リッターは、車が傾いたりすると、吸い出せなくなったりするかもしれないので、これ以上試すのは止めておこうと思います。
- 燃料計ですが、電源を切ると表示が消えてしまうのもちょっぴり不便。ルシーダのアナログ燃料計の針は、OFFしていてもそのまま止まっていましたから。この辺りも(コストダウンも兼ねて)インパネフルデジタル化のために、早々に割り切られた、と見ました。それとも、ワールドワイドで共通に売られる車だから、治安の悪い国のことも考えて、駐車中はガソリンが入ってるか入っていないのか?わざと分からないようにしているのかな?
- セキュリティがらみで、ドアが開いている/閉まっている、がとても大切なようです。走行可能な[READY]状態で、例えば駐車場の門扉を閉めるために、電子キーをポケットに入れたまま、車を降りて運転席のドアを閉めると、車から「ピッ、ピッ」と音がして、エネルギーモニター部分に「キーが見つかりません」と表示が出ます。その時は他のドア、例えば助手席のドアや、リアのドアを閉めた時も、同様に「ピッ、ピッ」と音がして、車内にキーが無いことを警告します。また、電子キーのボタンで解錠して、しばらくどのドアも開けないと、防犯のため、再び施錠されます。時間内にドアをどれか開ければ、それ以降は施錠されません。昔の車は、ドアのスイッチは水が入って壊れやすくて、ドアを開けても天井灯が点かなくなることが良くありましたが、最近の車はドアスイッチの信頼性も高くなった(高くする必要が出てきた)のかもしれません。トラック運転手の様に、ドアを開けて後ろを見ながらバックするのもNG、ピーっと警告音が出ます。
- ラジオの感度が悪い。こんな短いアンテナでは、プリアンプを入れても感度が良くないのは当然です。DX(遠距離受信)マニアの当方としては、とても残念。まあ、CDやCDから読み込んだHDDの音楽を聞いていることが多いのも事実ですが…。
カーナビ
前に使っていたストラーダ(パナソニックのカーナビ)と比べて、弱点が2つありました。
- 立体駐車場をぐるぐる回ってから出てくると、位置がしばらく分からなくなり、別な道路を走ったりする(カーナビに一番頼りたくなる場面の一つですが…)。
- ストラーダには、目的地に近づくと、パーキングを探す機能が付いていて、おすすめパーキングに入るわけじゃないけど、パーキングが多そうな場所を見つける目安に便利だったのですが、このような機能は無いようです。
プリウストリビア
- シフトをPに入れたままで、アクセルを踏むと、1秒後くらいのち、止まっていたエンジンがかかって回ります。踏み続ければ回り続けます。ただし、エンジンの回転数はアクセルの開度とは関係ありません。アクセルから足を離すと止まります。全く不要な機能ですが(燃費や環境面ではむしろ弊害)、従来の車と同様に、エンジンがかけられる(READY状態である)ことを示すための機能と思われます。
- 停止している時に、ブレーキを何度も何度も(エア抜きのように)踏み直し続けると、ポンプの供給が間に合わなくなって、ブザーが鳴り、ブレーキ関係の警告灯が点きます。しばらく放置すると復帰します。(普通の車はエンジンの負圧でブレーキをブーストしますが、プリウスは電動ポンプ)
- シフトがD(もしくはB)に入って止まっている時に、ブレーキを強く踏み続けると、ピッと鳴ってブレーキの警告灯が点きます。この状態からブレーキを離すと、2秒くらいブレーキが強くかかった状態が保持され、車はまったく動きません。その後ブレーキは解除され、動くようになります。これは、取扱説明書にも書いてある、坂道発進をサポートする機能で、プリウスにもクリープ(アクセルを離した状態でもゆっくり前進する力)はあるのですが、燃費優先で力が弱く、急な上り坂では、発進時に下がってしまうので、こんな機能が付いています。当方はブレーキを左足に踏み替えて、アクセルを踏んでからブレーキを離すので、本機能は不要ですが、時々平地で渋滞中に入れて遊んでいます。
- インテリジェント・パーキングアシストは、実用性はあまりありませんが、未来的で面白いので空いている駐車場で時間のある時にやってみています。分かって来たのは、最初に出てくる駐車位置(緑の枠)の微調整が重要らしいこと。でも駐車場でバックで駐車するのに一番大切なのは、後輪を駐車スペースのちょうど真ん中に持って来ることだと思うのですが、最初に出て来た緑の枠から、後輪がどの辺りに来るのか?当方にはまだ習得できていません。
1年間の走行距離と燃費(満タン法)
インパネにも燃費計や燃費のトレンドを表示する機能はありますが、スピードメーターに誤差が大きいので信用できません。満タン法は信用できます。(ODOメータが正確ならば、ですが…(^^;)

※11/7に納車されて最初にガス入れした時のODOは記録していなかったので、微小な誤差はあります。

青が走行距離(km)で左目盛、赤が燃費(km/L)で右目盛り。
1年間の総走行距離は五千キロちょっと。大体いつもこんなものです。燃費は、一年を通じて一度も20km/Lを越えませんでした。一番燃費が良かった時で19.8km/L。記録によると、この時は地道走行が多かったようで、高速をかっ飛ばすと燃費は伸びないようです。一年間の平均燃費は、18.4km/L(282リッターで5189キロ)。ルシーダの6.6km/Lに比べれば大違いですが、ハイブリッドに期待したほどの数値(10・15モード国土交通省審査値:35.5km/L)ではありませんでした。
大震災
2011/03/11の大震災後、しばらく、ガソリンの入手が困難になり、ガソリンスタンドに大行列が出来て、24H営業のはずのガソリンスタンドも夜には閉店してしまい、普段燃費の事をあまり考えない当方も、否応なしに燃費運転を強いられることになりました。この30型プリウスの燃費運転法ですが、山本先生のページを参考に、アクセスの踏み込みを「ハイブリッドシステムインジケーターでエコゾーンの最右端でパワーゾーンに入らない」ポイントまでで我慢しました。

アクセルを踏むとバーが右に移動する。
これはパワーゾーンに入るちょっと手前。

これがパワーゾーンにちょっと入ってしまったところ。
見にくいですが、赤いPWRの文字の上に赤いバーが
ちょっと顔を出していて、中央の[ECO]マークが消灯しています。
震災前までは、パワーモードに入れて運転していましたが、パワーモードに入れると、アクセルの反応がシャープになって、パワーゾーンに入らないぎりぎりのポイントにアクセルを調整することは難しいですし、[ECO]マークも消灯するので、燃費運転する時は自然とパワーモードはOFFすることになります。この辺り、今回の震災がきっかけで、やっとプリウスを設計した人の意図がある程度理解できました。要は「アクセルを踏み込み過ぎない」ということ。パワーゾーンにぎりぎり入らない時(山本先生によると、約25馬力)の加速ですが、信号待ちから青信号になって、混雑していれば全然付いていける程度ですが、空いていて、いつものように前の車に付いていこうとすると、インジケーターがパワーゾーンに入ってしまい「いかんいかん」とアクセルを緩めることもしばしば。都会での流れに乗ったスムーズな走行には若干パワー不足な気がしますが、あの頃は他の車も燃費運転していたので、そんなにじゃまにはなりませんでした。そのままのパワーを維持すると、だらだらと加速して行き、平地なら100km/h程度まで行けると思います。そして燃費は初めて20km/Lを越えました(買ってからの燃費表はこの下↓)。上り坂は(パワー一定なので)ゆっくりのんびり登ることになります。箱根の上り坂はパワーゾーンに入れずに走るのは無理だった。
でも、また、ガソリンは元通り売られているので(若干値下がりした)、最近は燃費運転もゆるんできています。(2011/07/09)
車検
2012年9月に1回目の車検をしました。
| 整備代金・手数料(税込) | 63,450 |
| 内訳 整備代金 | 54,550 |
| 検査手続き代行料 | 8,900 |
| 法定費用(非課税) | 33,550 |
| 内訳 重量税 | 7,500 |
| 自賠責保険料 | 24,950 |
| 印紙代等 | 1,100 |
| ご請求金額 | \97,000 |
10万円で収まりました。重量税が大分安くなった気がします。
整備代金の内訳は以下のようになっていました。
| 作業内容 | 個数 | 部品・油脂 | 技術料 | 計 |
| 24か月定期点検 | | | 17,892 | |
| 測定検査料(ガソリン車) | | | 9,500 | |
| ***小計*** | | | | 27,392 |
| ブレーキフルード取替500ml | 1 | 892 | 2,730 | |
| ブレーキクリーニング | 1.0 | 1,365 | 0 | |
| リアブレーキ調整 | | | 945 | |
| 各部給油 | 1.0 | | | |
| エンジンオイル取替 | | | 0 | |
| トヨタキャッスルSN | 4.2 | | | |
| ガスケット | 1 | | | |
| オイルフィルタ取替−オイル会員 | 1 | 840 | 1,575 | |
| スーパーラジエターコンディショナー補充 | 1 | 2,415 | 0 | |
| バブルウォッシュ&コート 点検同時 | 1 | 525 | 525 | |
| TOYOTA純正ナビ 最新地図データ更新 | 1 | 13,125 | 1,575 | |
| ***小計*** | | | | 27,562 |
| ***整備代金合計*** | | 20,212 | 34,742 | 54,954 |
| その他値引き -404 | | | | |
| ***合計*** | | | | 54,550 |
バブルウォッシュ&コートは整備士さんに勧められたので、チップ代わりです。純正ナビのデータ更新もしてもらったのですが、その後、空いてるルートを案内しなくなったり、閉まっている高速道路のランプから入れ、と言う様になってしまった感じがして、問い合わせたところ、いくつか新たな情報が得られました。
- うちのプリウスのカーナビは、FM VICSの情報をルート案内に使わない(ディーラーナビでは使うのもあるが…)
- 開いていないランプに誘導した日は、G-BOOKセンターにアクセス履歴なし。
(携帯電話をBlueToothでつなぎ忘れて、しかもFM VICSの情報をルート案内に使わないので、開いていないランプに誘導した、とのこと)
- 安い道を選ぶ。(成田からディズニーリゾートに行くのに、いつも7号線経由を指示する。普通湾岸線経由の方が30分以上早いのに…、と言ったら、7号線の方が安い。それはそうかもしれませんが…。)
- 専用モジュールに比べ、Bluetoothでの情報量は1/60。(カタログにそう書いておいてくれたら、わざわざBlueTooth付きの携帯電話に買い替えるのではなく、専用モジュールにする、という判断が付いたかもしれませんが…)
燃費(満タン法)
| 日付 | 距離 | リットル | 燃費 | コメント |
| 2010/01/10 | 414.1km | 22.9L | 18.1km/L | |
| 2010/02/07 | 544.9km | 28.9L | 18.9km/L | |
| 2010/03/27 | 339.7km | 19.9L | 17.1km/L | ちょい乗りが多い |
| 2010/04/28 | 311.4km | 17.1L | 18.2km/L | |
| 2010/05/16 | 503.4km | 26.6L | 18.9km/L | |
| 2010/06/13 | 452.5km | 24.6L | 18.4km/L | パワーモード常用 |
| 2010/07/18 | 536.0km | 27.2L | 19.7km/L | 地道が多かった |
| 2010/08/10 | 438.5km | 24.6L | 17.8km/L | うち180kmは成田往復 |
| 2010/09/20 |
468.7km |
26.0L |
18.0km/L |
|
| 2010/11/03 |
655km |
35.4L |
18.5km/L |
燃料のウォーニングが鳴った |
| 2010/12/11 |
614km |
33.2L |
18.5km/L |
|
| 2011/01/02 |
361km |
20.8L |
17.4km/L |
|
| 2011/01/29 |
540km |
30.3L |
17.9km/L |
|
| 2011/03/13 |
555km |
31.1L |
17.9km/L |
燃料計が残り2セグメントになった |
| 2011/04/03 |
233km |
11.2L |
20.7km/L |
大震災、ECO運転 |
| 2011/05/03 |
438km |
23.0L |
19.0km/L |
箱根・伊豆に行った |
| 2011/05/28 |
397km |
17.3L |
22.9km/L |
平地走行、ECO運転 |
| 2011/07/03 |
482km |
23.0L |
21.0km/L |
|
| 2011/08/14 |
381km |
20.6L |
18.5km/L |
燃費が悪いのは冷房のせい!? |
| 2011/09/18 |
486km |
25.7L |
18.9km/L |
震災後はパワーモード未使用だが |
| 2011/10/22 |
419km |
21.2L |
19.8km/L |
|
| 2011/12/03 |
525km |
28.2L |
18.6km/L |
ガソリンちょっと値上がり。\140 |
| 2012/02/11 |
437km |
24.8L |
17.6km/L |
大人しく運転していますが寒いので |
| 2012/04/15 |
421km |
22.6L |
18.6km/L |
ガソリン\145/L |
| 2012/06/02 |
394km |
18.7L |
21.1km/L |
\141/L |
| 2012/07/01 |
574km |
26.6L |
21.6km/L |
\132/L |
| 2012/07/30 |
538km |
26.3L |
20.5km/L |
成田往復一回含む。\131/L |
| 2012/08/17 |
282km |
14.8L |
19.0km/L |
\137/L |
| 2012/09/22 |
310km |
16.2L |
19.1km/L |
\143/L |
| 2012/10/24 |
594km |
31.1L |
19.1km/L |
\139/L |
| 2012/12/02 |
452km |
25.0L |
18.0km/L |
\139/L |
| 2013/01/06 |
504km |
26.9L |
18.8km/L |
\141/L |
| 2013/02/10 |
344km |
19.2L |
17.9km/L |
\143/L |
| 2013/03/16 |
|
|
|
プロケア10、ワイパー交換。\6,095 |
| 2013/03/16 |
600km |
29.1L |
20.6km/L |
\146/L |
| 2013/04/24 |
|
|
|
リモコンの電池交換 |
| 2013/04/29 |
438km |
20.6L |
21.2km/L |
伊豆下田旅行、\142/L |
| 2013/06/09 |
504km |
24.6L |
20.5km/L |
300kmは、軽井沢 |
| 2013/08/03 |
|
|
|
バッテリー上げてJAFを呼んだ。17,722km |
| 2013/08/04 |
384km |
18.0L |
18.1km/L |
\152/L |
| 2013/09/14 |
|
|
|
12ヵ月点検、\15,026 |
| 2013/10/19 |
880km |
15.2L |
21.1km/L |
\151/L |
| 2014/02/11 |
367km |
19.1L |
23.4km/L |
\153/L |
| 2014/03/01 |
|
|
|
プロケア10とリコール。\6,095 |
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