動力分割用プラネタリギアは、サンギアにMG1、ピニオンギアにエンジン、リングギアにMG2とタイヤがつながっているので、MG1とエンジン、MG2(タイヤ)の回転数はいつでも直線関係で結ばれています。



 (1)停止状態でのエンジン始動。MG1を回転させてエンジンをかけ(左図)、エンジンの力でMG1を回し発電します(右図)。

 赤矢印は回転させる側、青矢印は回転させられる側を示しています。



 (2)モーターで発進。エンジンは停止。MG1は逆転でフリーラン。




 (3)走行してからのエンジン始動。MG1を正転させることで、エンジンを回転させます。MG1を回すと速度が遅くなる方向に力がかかるので、MG2も踏ん張っているはず。




 (4)クルーズ。エンジンの力でタイヤを回転させるとともにMG1も回します。MG1で発生した電力をMG2に供給してアシストします。充電したければ、エンジンの回転数を上げて、MG1の発電量を増やし充電。加速したければ、バッテリーの電力をMG2に加えて加速します。



 (6)減速。アクセルから足を離すと、すぐにエンジンは停止。MG1は逆転でフリーラン。MG2の発電量を調整することで、ブレーキ量を調整。



 (7)バッテリー満充電時の減速。MG2で発電した電力をMG1に回して強制的にエンジンを回し、エンジンブレーキをかけます。



 (8)バック。MG2を逆転させることでバックします。エンジンは停止、MG1は空転。



 (9)エンジンをかけて充電中のバック。エンジンが回るとMG2とタイヤには正転する力がかかるので、MG2を強く逆転させているはず。




参考文献は[こちら]辺り


[戻る]